私は、ボストン留学でアメリカに来るまで気づかないことが沢山ありました。日本にいたころは、失敗するということは、ダメなことだと思っていました。しかし、その考え方は、誤っているとボストンでして気づきました。
まず、語学学校で英語を勉強していると、先生から、私たちに対して意見を求められます。日本人である私は、正しい答えを考えて、返答しようとします。しかし、答えが分からないので、無口になってしまいます。
一方、他の国から来た留学生達は、黙ることはしません。仮に分からなくても、自分の意見をいうことができるのです。その意見は、それぞれ違っています。メキシコ人のクラスメイトはYESという答えをいい、タイ人からボストンに留学しているクラスメイトはNOと言います。しかし、語学学校の先生は、どちらの答えも褒めます。
彼らを褒める理由は、答えが正しいか間違っているかではないということに、私は気づきました。彼らが、どんな理由でYESなりNOの考えを持っているかが重要だということを知りました。
私の場合は、ずっと、受験勉強などで正しい答えが重要だと思っていたので、ボストンに留学することで、その誤りに気付くことができ、今ではよかったと思います。今度、ECボストンに留学するブラジル人の友達とこのテーマでディスカッションしてみたいですね。